食べるコトは
「生きるコトの根っこ」
食べる意欲は生きる力につながる、というのが、
わたしたちマミーズファミリーの考えです。
元気にその子らしく育つために、
乳幼児期に正しい食習慣を身に付けるのは、とても大切なこと。
ひとりひとりの成長にあわせて、
食べる楽しさを味わいながら「食べる意欲」を育てています。
「自分で食べたい!」と
思える環境づくり
新鮮な野菜を使った給食
減農薬米や新鮮な野菜、無添加調味料など、
子どもたちの身体に優しい
新鮮な食材を使用し、
温かい手作りの給食を
保育園内の調理室で用意しています。
取っ手のない陶器のコップ
● ご飯を食べこぼす。
● うろうろして食事が進まない。
● おはしが上手に使えない。
● 食べるのに時間がかかる。
こんなことで困っていませんか?
食事がうまく進まない原因は
プラスティック製のコップや持ち手つきのコップなのでは?
と観察しました。
子どもたちは、片手でコップを持つことで
身体のバランスが崩れ、テーブルにまっすぐ向かえずに
気が散っているのかもしれません。
持ち手のない湯のみコップを両手で持たせてみると、
身体がまっすぐになり、集中できています。
コップを陶器にすると、
その重みがさらに集中力を高めているようです。
両手を上手に使えるって、大事です。
例えば、転びそうになった時、
スッと両手が出れば身をまもることができます。
子どもにとっては食事中の動作も運動の一環。
まずは、両手でコップを持つことから始めます。
夢中になって食べられる食器
子どもが上手に食べられるお皿を
砥部焼のかま元にお願いして開発しました。
大皿・小皿は、縁が内側にむくように加工されていて、
しかも、ヘリに上薬を塗っていないので、
2歳のお子さんなら、うまくスプーンに
食べ物をのせられるようになっています。
2歳の何でもジブンでジブンで!と主張する時期にこそ、
「自分で食べた!」という自信を持たせてあげたいものです。
この食器、NHKの美の壺でも紹介されたのです。
陶器なんて割れたらあぶない、と思われるかもしれません。
でも、実際は子どもたちが割るより、
大人が洗っている時に割ってしまうことの方が多いんです。
本物を手にすると、言われなくても
「これは大事にしよう」と感じるのかもしれません。
ホルムアルデヒドも出ませんので、安心して使っています。
子どものうちに
しっかり身に付けたい食習慣
子どものうちに
身につけてほしいのが、そしゃくする力。
カミカミ、モグモグ、ごっくん。
しっかりかんで、ゆっくり味わって、飲み込む力のことです。
「一口量」が多いと、丸呑みにつながり
歯周や内臓に負担がかかると言われています。
そのため、ひとりひとりに合った一口量を知り、
丁度よい量に合わせたスプーンを使っています。
食習慣って、大人になってもなかなか変えられませんよね。
子ども時代に身に付けた食習慣は、
生涯を生き生きと暮らすためのベースだと思うのです。
自分にちょうどいい量を、自分で食べる。
そんな自覚を得られるような食育を大切にしています。
わたしたちの保育